仕事が辛い、辞めたい人へ。自分のための働き方「複業(マルチワーク)」とは

こんにちは!Shellyです。

今回は、仕事が嫌で嫌で仕方がない方達のために、誰のためでもない、自分のためだけの働き方をひとつ提案させてください。

仕事へのストレスで亡くなった父

私の父は、全国規模の某半官半民組織で30年以上働いていましたが、定年間際になって、自らの手で命を絶ちました。57歳でした。

父は「まったく関与していない、何も知らない元役員のお金の不正」で責任を取らされ、追い詰められてうつ病になり、その生涯に自ら幕を閉じることを決めたのです。

家族で裁判を起こすことも考えましたが、相手は超巨大組織。残された私たちには裁判に費やす労力も時間もありません。闘う相手が大きすぎる、と母は判断したようです。

そのまま泣き寝入り状態のまま何年も過ぎましたが、今でも思い出すと無念でしかたがありません。何よりも、亡くなった日の晩に父の遺書を見たときはあまりにも悔しくて悔しくてたまりませんでした。そこにはこう書いてありました。

「まさか、30年間も勤めた会社にこんな目に合わされるとは思っていなかった」

そろそろ自分のために働こう

そんな父が本当になりたかったのは小説家でした。

生前にいくつかの文学賞を受賞し、何冊か小説も出版しており、新聞社でハガキ随筆の論評を書く仕事もしていました。

一時期は、執筆活動が波に乗り始め、本職の方を辞めて執筆家として本格的に活動しようか、とも言っていましたが、父は私たち家族を養っているという意識が強かったようで、妹の大学進学のことや、家のローンのことなど、お金が必要だからとしきりに言っており、結局本職を辞めませんでした。

その結果、仕事に追い込まれ、自らの命を絶つことになってしまったのです。

当然、執筆活動は副業という形でしたが、何かを書いている時の父は本当にイキイキしていました。まさにあの時の、物書きとしての父は「自分のために、本当にしたい仕事をしていたのです。

もう、頑張るのをやめよう

私たち家族は、父がまだ生きていてうつ病だった時、「もう早く仕事辞めればいいのに」と口々に言っていました。しかし、今思えばこういう人達に「仕事辞めればいいのに」と言うことは、決して無意味で無責任なことであると、父が亡くなった後に家族全員が気付かされたのです。

それでも、やっぱり一つだけ言わせてください。これは、そっくりそのまま、生きていた時の父に言いたい言葉でもあります。

ちょっと他人(や会社)のために頑張りすぎです。あなたは誰のために働いていますか?少なくとも、会社のため、ではありませんよね。もっと、本当に自分個人の事だけを考えて働いてみてもいいのではないでしょうか

これからは複業(マルチワーク)が当たり前の時代

父のように、複数の仕事を掛け持ちして収入を得ることを、読んで字のごとく複業(マルチワーク)と言います。企業で言うとコングロマリットと言えるでしょう。私も本職(メインの収入源)である事務職とは別に、自分のしたいことや好きなことを複業にして収入を得ていました。

また、複業をすることには収入面の他にもいくつかのメリットがあります。

リスク分散ができる

一つの仕事のみで生計を立てるのは少々リスクが高いと言えるかもしれません。

複業をしていれば、どれか一つがダメになっても、他の仕事からの収入が確保できます。

特にサラリーマンという職業は自分の生活を会社に握られているのと同じことですから、会社そのものに何かあった時、自分の生活にも直結することになります。その時に、他からの収入があるかないかでその後の人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。

気持ちに余裕ができる

複業をしてリスクが分散されると、気持ちに余裕ができます。

本職がどんなに辛くて辞めたくても、「本職を辞めても他にも仕事があるし、いつでも辞められる!大丈夫!」と、肩の荷がおりて、かえって本職にも良い影響を及ぼすかもしれません

私もサラリーマンをしていましたが、同時に2~3つの複業をしていました。サラリーマンも仕事内容や条件は悪くはなかったのですが、やっぱり他に仕事があると思うと肩の荷が下りて、気持ちの面で常に余裕を持ちながら仕事に臨めていたと思います。

視野が広まる

複数の仕事をしていると、様々な分野の知識が得られ、いろいろな見識を持つ人達との交流もできて、それが別の仕事に相互的に役立つ可能性もあるのです。つまり、一つの仕事で得た知識が、全く別の仕事で活かせる可能性が生まれるのです。

ただし、本職の就業規則などで副収入が禁止されている人は、規則違反となり、勤め先によっては罰則があると思うので、要注意です。

今、イケてる働き方は「自分のために働くこと」

一つの会社に定年まで勤め続ける終身雇用をする人が大半を占める時代は、日本では終わりに近づきつつあると個人的には思っています

今は、本当に様々な働き方があり、実際に私のまわりにも、色々な働き方をしている人達がいます。

作家として活動しながら旅館の経営もしている人。

昼間は料理の先生をし、夜はクラブで働く人。

百貨店に勤めながら手作りのアクセサリーを売っている人。

モデルやMCやキャスターなどタレント活動をしながら障がい者施設で働く人。

彫師をしながら、バーの経営をする人。

みんな、自分のしたい事を自分のためにしています。私は、こういう人たちの仕事の仕方を最高にイケてると感じています。

仕事が辛くて苦しくてストレスになっていても辞められない状態であるなら、無理のない範囲で他の仕事にも少しだけ手を伸ばしてみるのはどうでしょうか。少し違った環境や人間関係に触れると、違った世界が見えてくるかもしれません。


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